「車の運転もっと上手くなりたいなぁ」と思ったことはありませんか?
助手席の人に「運転上手だよね」と言われるのは誰だって嬉しいものですよね。また、他の人の車に乗っていて思わず「この人、運転上手だなぁ」と感じたこともあると思います。
では、『運転が上手な人と下手な人の違い』は何でしょうか?
ここでは運転が上手な人達に共通するポイントや初心者からワンステップ上がるために心掛ける7つのコツをご紹介します。
目次
運転が上手い人になるために意識する7つのコツ
1, 走りながらルームミラーを使って後ろもチェックする
「この人、運転下手だな…。」と感じる人は高確率で前しか見ていません。
上手い人ほど前を見るのと同じぐらいルームミラーで後ろも実はよく見ています。
後ろも意識して見ることで後続車の流れが分かり、よりスムーズな流れや安全確認をすることがことが出来ます。
少しずつ意識して取り入れてみましょう。
2, 車線変更時にはウィンカーの前にサイドミラーで確認
2車線の道路で左から右へ車線変更するとき、ウィンカーを出してから右側を確認していませんか?
ミラーで後方を確認してからウィンカーです。
スムーズに車線変更するためにもウィンカーの前にチラッとサイドミラーで流れを見ておきましょう。当たり前のことですが、少しずつ疎かになるポイントです、ルームミラーの時と同じく上手い人はサイドミラーをよく見ているもの。
スマートな車線変更は自分にも周りの車にも優しい走り方です。
3, 車間距離は人一倍空ける
特に高速道路では一般道よりはるかに速度が出ます。
車間距離を詰めて走る車もよく見かけますが、もし、次の瞬間前の車に動物などが飛び出して来てフルブレーキされたら自分も止まれますか?
事故やアクシデントはどこでも起こり得るものです。そして車間距離が短いほど何かあったときのリスクは高まります。
自分自身や大切な人の命を預かっているならつまらないリスクを下げるよう心がけましょう。
4, 前の車のその先も意識する
前の車が遅い、イライラする!これはとても短絡的で危ない思考です。
自分よりもペースの遅い車の後ろについたとき、その前の状況も意識しましょう。
その前には、ペースの遅い車の前には高齢者マークの車があるかもしれません。初心者マークや教習車が走っているかもしれません。
少し広い視野と想像を広げることで心にゆとりを持った運転をすることが出来ます。
5, 右折・左折の時は歩行者やバイクを確認する
横断歩道をかけてくる歩行者や脇道をすり抜けてくるバイクは右折・左折時には特に気を付けましょう。
交差点では車同士で譲り合いをしても、脇道をすり抜けてくるバイクや横断歩道を渡る歩行者にまで伝わらないことがことがほとんどです。
右折・左折の際にはサイドミラーと目視で巻き込み事故の可能性を減らしましょう。
6, アクセル・ブレーキは踏むのも緩めるのも丁寧に
スムーズな運転をする人は加速・減速がとても丁寧です。
搭乗者が思わずドキリとするアクセルとブレーキはいつも身構えてしまい、乗っていて疲れてしまいます。
ドン!と踏むのではなく、必要な速度までジワッとアクセル・ブレーキを踏むことを心掛けてみましょう。
もちろん、高速の合流・急ブレーキなど必要な場面ではしっかり加速、減速をお忘れなく。
7, 夕暮れや雨天など早めにライトをつける
ライトはトンネルの中や夜にしか使わないものと思っていませんか?
車のライトには『運転手の視界確保』と『周囲へ存在のアピール』という大事な要素があります。
季節によっては雨からの霧や、雪によって視界を奪われることがあるでしょう。
夕暮れ時や雨が降る天候が悪い時など早めにライト・オンして車の存在をアピールしましょう。
他の車に存在を知らせる、これだけで事故へのリスクを下げることが出来ます。
上手な人の特徴は『信頼出来るスムーズな運転』をしている
車の運転にプロのドライバーのようなテクニックはいりません、必要なのは不安にさせない『信頼出来るスムーズな運転』です。
ミラー確認やライト・オンで余裕を持ってスムーズに交通の流れに乗り、丁寧なアクセル・ブレーキで同乗者をなるべく揺れないよう運転を積み重ねることで「この人なら安心」と信頼を持って車に乗ってくれるでしょう。
つまり、車の運転が上手と言われる人達は「信頼を得られる運転」をしているのです。
「運転上手いね」
このひと言には速く走れるやテクニックがあるではなく、貴方の運転なら『安心・信頼できる』という意味が込められています。
助手席の人がいつの間にか安心しきって、思わずスヤスヤと寝てしまう。。そんな信頼に満ちたドライビングテクニックを心がけてみてくださいね。