「車の運転ちょっと苦手だな・・・」と感じている女性は多いのではないでしょうか。
自分の運転に自信がない、難しいことが多くてストレス・・・っと車から遠ざかってしまいがちですよね。
しかし、乗らないといつまでも上達しないのが車の運転です。
苦手なことでもちょっとしたコツが分かれば意識が変わり、さらに車の運転が上手になるとお出かけも楽しくなりますし、家族や友人にも安心して運転を任せられるのは良いものです。
そんな「女性の苦手な運転あるある」とオススメの解決方法を良くあるシチェーション別でご紹介します。
目次
苦手な運転シチェーションを克服するちょっとしたコツ
【バック駐車】「角度」と「スピード」を意識
家の車庫に入れる時や、スーパーの駐車場の停める時にバックで駐車する機会は多いもの。
実際には「何度も切り返さないと無理」「斜めに停めてしまう」「待たれていると焦る」と簡単ではないですよね。
バック駐車を成功させるコツは「車体の角度」を意識しましょう。
駐車の際、車を斜めにする角度は45~50度がベストと言われています、あまり鋭角でない方がハンドルの切り過ぎを防げます。
また左右のミラー、特に右ハンドルの車だと左側が死角になりやすいので左のミラーもよくチェックしましょう。
そして、バックするときは必ず「スピードはゆっくり」で車を動かします。
ハンドルを真っ直ぐに戻しながら、車体が駐車するスペースの真ん中にくるようにバックすれば斜めに停めてしまうことを防げます。
AT車なら、アクセルを離すと自然に動くクリープに任せても良いですね。そのときはいつでもストップ出来るよう必ずブレーキに足を載せておきましょう。
【車線変更】「ウィンカーでアピール」と「すぐ入る」でスムーズに
走っていて意外と難しいのが車線変更。
左側を走っていて右のレーンに移りたいときなど、入るタイミングが掴めずにモタモタしてしまい、やっとの思いで移動すると後ろの車にクラクションを鳴らされる・・・なんて経験をしている方も多いかもしれません。
スムーズな車線変更のコツは最初に「ウィンカーでアピールすること」です。
後ろを走っている車に「前の車は右に移りたいんだな」と認識してもらうことで車間距離やスペースを取ってもらうことも出来ます。
また、右のレーンを走る車も「隣にこちらに来たい車がいる」ことが分かれば、スピードを上げすぎないようにしてくれる流れが出来ます。
入れるタイミングが来たら、まずは後方を確認してからハンドルを切ることを心がけましょう。もちろん急ハンドルは事故のもとなので、焦らずに車線変更すること・・・そうすれば後続の車に迷惑をかけることもありません。
車線変更ではウィンカーでの意思表示と後方の確認を意識しましょう。
【高速での合流】「早めのウィンカー」と「スピードを上げすぎない」ことで安全に
高速の入口であるインターチェンジから本線に入るときなど、高速道路での合流はとにかく他の車のスピードが速くて怖いものですよね。
慣れないスピードでの運転はついアクセルを踏むことをためらいがちですが、高速道路では流れに乗った合流が大切です。
合流地点では十分に合流区間を長く取っていることがほとんどなので、まずは「早めのウィンカー」で本線を走る車に自分の存在を知らせましょう。
合流してくる車を認識してもらうことでスペースを空けてもらえやすくなります。そして、いざ本線に入るときは流れに乗れるようしっかりと加速。
最初にウィンカーでの意思表示、そして周囲を確認して安全に流れに乗れば安全に安全に高速道路への合流をすることが出来ます。
【右折】「見えないバイクや自転車がいるかも」に注意する
右折も苦手意識を持つ方が多いポイントです。
2車線の道路などを曲がる際、右折レーンから曲がる距離が長く、レーンの先頭だと余計に「早く曲がらなくちゃ」と焦りますよね。
その時、気をつけたいのはトラックなど大型車の脇をバイクや自転車が走っている・・という可能性です。
車が途切れた瞬間に急いで曲がったけど、トラックの影になっていたバイクに気づかず衝突・・・これは右折で最も多い事故の1つ。
右折するときは、「見えないバイクや自転車がいるかも」という安全確認を忘れず、ギリギリのタイミングで曲がることなどは避けましょう。
大きな交差点では、信号が赤になったあとで右折レーン専用の青信号が出るところが多いので「ちょっと怖いな。。」って時は無理せず待っても良いですね。
待ち時間が長いとイライラすることもありますが、いつでも慎重な姿勢で運転することが、事故を防ぐポイントでもあります。
【狭い道でのすれ違い】慌てず「早めに寄せる場所を探す」
住宅街など、狭い道路でのすれ違いは車体をこすらないかヒヤヒヤします。
特に自分の乗っているものより大きな車が相手だと、どうすれば良いか分からずただ止まってしまうだけなんてことも…。
狭い道では、まず「早めに車を寄せる場所を探す」ことで、対向車を通りやすくしましょう。
大きなスペースがなく塀と電信柱が立っているところでも、早めに脇に車を寄せスピードを落とします。
ポイントは、車体を真っ直ぐにしておくこと。直前で脇に寄ってしまうと車が斜めになり、対向車が通れるスペースがつぶれてしまいます。
脇に寄せたら対向車が通り過ぎるのを待ち、必要ならサイドミラーも畳んであげるとスペースに余裕が生まれます。
もし相手が先に寄ってくれたときでも、焦って通り過ぎようとせず、安全を確認しながらゆっくり通りましょう。
お互い気持ち良く会釈して通ることができると良いですね。
まとめ:まずは「乗ってみる」ことで苦手意識を克服していこう
運転が苦手という意識は「上手くいかない・分からない・怖い」というストレスから生まれます。
ほかの人に迷惑をかけたくない、という焦りがあればなおさら緊張しますよね。
ですが、その緊張があればむしろ危険な運転を避けられます。事故を起こさないドライバーはいつも慎重な姿勢でハンドルを握っているものです。
難しいと思うことでも、繰り返しやっていれば慣れてくるもの・・・車の運転も同じで、まずはしっかりと安全を確認し乗ってみることが苦手意識をなくす第一歩。
コツがわかればスムーズにこなせるようになってストレスも減っていくと思いますよ。
「乗れば乗るほど運転は慣れる」たしかにその通りなのですが、初めの頃はどうすれば良いのか分からなくて怖い…ってことも多いですよね。
右折や高速の合流などしっかり安全確認と気を付けるポイントを知っておけばよりコツを掴みやすくなると思います。
「これはあるあるだなぁ」があればぜひ意識して取り入れてみて下さいね。