2015年2月に発売が開始されたマツダの『CX-3』は、「デミオ」をベースにしたコンパクト・クロスオーバーSUVです。
SUV車の中でも高い支持を持つ同じマツダのCX-5やCX-8との違いは、サイズだけでなくコンパクトカーでありながらよりエンジンの作りにこだわっているところ。
2018年5月にマイナーチェンジを行い、さらに走りの楽しみを追求した1台となった『マツダ CX-3』の特徴や納期・値引き相場、中古車価格についてご紹介します。
目次
『マツダ CX-3』の納期と値引き
- 約1~2ヶ月
2018年5月にマイナーチェンジを行った「CX-3」ですが、現在はそれほど注文が殺到している状態ではなく、安定した生産が続いているといえます。
特別仕様車の「Exclusive Mods」も同様で、大きく待たされることはないでしょう。
ですが、8月後半からは中間決算期に入り、ディーラーはさまざまなイベントなどで売り出しをかけてきます。注文数が増えることが予想されるので、新車での購入を考えているなら早めが吉ですね。
CX-3の値引き価格
一方で、新車で買う場合は気になるのが値引き。新車での値引きは難しいとされていますが、相場と交渉術を知ってまずは挑戦してみましょう。
- 車体本体:10万円~15万円
- オプション装備:5~10万円
ファミリーカーのようにいろいろな年代に向けてアピールするというより、このクラスで国内唯一の1.5Lディーゼルエンジンを抱えてより特別感を打ち出す「CX-3」は大幅な値引きに関して厳しいのが現実です。
より 「CX-3」を気に入った人に乗ってもらいたいとマツダは考えるため、実際の声でも「オプション装備については一切の値引きはなかった」というものもあります。
一方で、「粘り強く話して本体価格から20万円引いてもらった」という声も。「CX-3」に乗りたい、と強くアピールするのがしっかりと交渉を進めるコツ。
中間決算期に入るこれからの時期は、ディーラーも大きなフェアなどを用意して普段より売る姿勢をとるのがチャンス。
購入する意思を見せれば、より多く売りたいディーラーは交渉にも乗ってきます。
CX-3の値引き交渉術
値引きを引き出すには、ライバル車を持ち出して対抗意識を煽るのがポイント。「CX-3」の場合、同じコンパクトSUVのトヨタのC-HRや日産のジューク、ホンダのヴェゼルあたりが間違いないでしょう。
コンパクトSUVの市場は、いまや激戦区です。ほかのメーカーに顧客を奪われることを嫌うディーラーがほとんどなので、たとえば
「トヨタのC-HRは新鮮でいいよね、すごく興味がある。でも、『CX-3』も捨てがたい魅力があるので迷っている」
など、「迷っているけど購入する意思がある」ところを見せれば、営業担当は必ず値引きを考えます。
特に決算期になると台数を稼ぎたいので、普段より大幅な値引きをして顧客を獲得しようとすることもあり、交渉してみて損はありません。
あまり無茶な要望は難しいですが、まずは担当者としっかり話をして信頼関係を築いていけば、希望する額を引いてもらうのも不可能ではないでしょう。
[myphp file=’car-info2′]『マツダ CX-3』の特徴と魅力
『マツダ CX-3』は、SUV車として同じくマツダが販売している「CX-5」や「CX-8」と同じように、力強さも感じさせながら美しいフォルムで見る人を圧倒する外観、そして上質さを追求し、乗る人みんなが快適に過ごせる室内空間が特徴の1台です。
「魂動」をテーマとしたクルマ作りを進めるマツダですが、コンパクトカーでありながらラグジュアリーさでより乗る人を魅了するのが「CX-3」。
マツダの大きな特徴であるクリーンディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンより強力なトルクでパワフルかつ燃費も抑え、誰が乗っても心地よい走りを楽しめるといえます。
現行の排ガス規制にもしっかり対応したディーゼルエンジンを開発。これまでの悪い印象をくつがえす、スムーズで力強い加速は多くのドライバーに歓迎されています。
また、「SUVって、車体が大きいし運転しにくそう」という人の不安を解消するサイズ感は、駐車場での取り回しが楽であったり住宅街でもスムーズにハンドルを切れたりするだけでなく、幅こそ3ナンバーになりますが、高さは一般的な立体駐車場もOKなので都市部での運転にも十分に対応。
厚めのクッションでドライバーだけでなく後部座席に座る人もゆったりとくつろげるシートや、人間中心に考えられた収納や装備が充実しているのも、「CX-3」が人気の理由です。
ほかのコンパクトSUVを圧倒する堂々とした風格と走り、上質なインテリアが、『マツダ CX-3』の大きな特徴といえます。
『マツダ CX-3』の外観(エクステリア)
どっしりとした安定感のあるフロントは、柔らかいラインの中にも洗練された鋭さがあります。
細めに切れ上がったライトはシャープな印象を与え、縦に配置されたフォグランプのおかげで深みのある顔に。
出っ張りのないリアは、すっきりしているけれど高めのブレーキランプとエンブレムが高級感を与えてくれます。
また、マツダの特別な塗装技術「匠塗 TAKUMINURI」は透明感と深い艶をボディに再現していて、濁りのない美しいカラーをいつまでも味あわせてくれるのも見逃せない点です。
マツダが大切にしている「魂動」のコンセプトは、まずカラーからその特別感をしっかりとドライバーに感じさせてくれます。
『マツダ CX-3』のボディサイズ
『マツダ CX-3』のボディサイズ | |
---|---|
全長(m) | 4,275 |
車幅(m) | 1,765 |
車高(m) | 1,550 |
『マツダ CX-3』は、全長は約4,3mのコンパクトなサイズ。発売以来、サイズに変更はありません。
車高は約1.5mで、一般的な立体駐車場にも収まるのが嬉しいですね。
取り回しが大変そうに見えるSUVですが、「CX-3」は最小回転半径が5.3mと小回りがきくので、女性でも楽にハンドルを握ることができます。
後部のドアノブは前席より少し高め、無理なく手を伸ばせる位置にあるので、乗り降りに苦労することもありません。
『マツダ CX-3』の室内(インテリア)
体に心地よくフィットするシート
全車の標準装備として、運転席は10Wayパワーシート&シートメモリーでドライバーそれぞれのシートポジションとアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(カラー)の設定を記憶できるメモリー機能を搭載。つまり運転する人が変わっても、簡単にすぐ対応できます。
運転席と助手席にはシートヒーターを内蔵しており、寒い冬のドライブも快適に。
運転中の嫌な振動を減らしてくれる高減衰ウレタンを採用したフロントのシートは、ゆったりと座れて体全体を包み込んでくれるので、長時間ハンドルを握るときでも疲れにくいのが嬉しい点です。
L Packageグレードではフルレザーのシートになり、より高級感がアップ。合成皮革を採用したPROACTIVEグレードでも、レザレットとファブリックのコンビネーションシートで上質さを保ちながら扱いやすさも実現しています。
最新のナビやハンズフリー通話などが可能な「マツダ コネクト」
常に最新の情報にアップデートが可能な「マツダ コネクト」は、知らない道を走るときでも強い味方になってくれるナビゲーションシステムのほか、燃費情報を表示したりBluetooth®対応のスマートフォンを接続してハンズフリーで通話が可能だったり、頼れる機能がいっぱい。
ナビゲーション、電話、オーディオの一部の操作を音声で行うことができるので、安全を損ねることなく使えるのも良いですね。
全車の標準装備として、センターディスプレイにバックカメラの映像を映し出すバックガイドモニター機能が搭載されているので、駐車時でも車の背後を確認しながら動かすことができます。
いつでも質の良い音を楽しめる専用のBoseサウンドシステム
オプションでは、音響の老舗ブランドである「Bose」と共同開発した「CX-3」専用のサウンドシステムが用意されています。
ベースボックスのほか、より音の広がりを助けてくれるツイーターなど7つのスピーカーをセットすることで、車内はいつでも最上級の音を楽しめる空間に。
音楽から映画まで、どこに座っていても臨場感あふれる音質が堪能できるので、ドライブ中のテンションも上がりっぱなしですね。
どの席に座っても快適に過ごせる車内装備
「引き算の美学」を目指したマツダが提供する車内装備の特徴は、どの席に座っても快適に過ごせること。
前席にあるフロントセンターアームレストは、カップホルダーだけでなく小物入れとしても自在にアレンジできる仕切板がセットされ、より使いやすさを追求。
リアシートには、左右の人が同時に肘を置いてもゆったりとくつろげるサイズのセンターアームレストが用意されていて、上部にあるカップホルダーは格納式で邪魔にならず、チャイルドシートを装着していても使えるように配慮されています。
そのほか、全車の標準装備として花粉除去フィルター付きのオートエアコン、ヘッドライトの点灯や消灯を自動でコントロールしてくれるオートライトシステムや、雨を感知すると状況に応じて反応するレインセンサーワイパーなどがあり、より運転に集中できるようになっています。
また、同じく全車に標準装備されている電動パーキングブレーキは、スイッチを押すだけの操作で確実にパーキングブレーキをかけることができ、オートホールド機能で停車時にブレーキから足を離しても停まった状態を維持してくれます。信号待ちなどでちょっと休みたいときでも安心ですね。
フレキシブルボードでラゲッジスペースも自由にアレンジ
サブトランクを含めると最大容量350Lもあるラゲッジスペースには、全車すべてにフレキシブルボードを採用。
リアシートは6:4分割可倒式シートバックになっているので、長い荷物もシートを倒せば楽に積み込めます。
フレキシブルボードを下段に設置すればキャンプ時などの大きな荷物もしっかり積めて、上段にセットすれば下をサブトランクとして分けて使えるなど、ラゲッジスペースを自由に調節することが可能です。
フレキシブルボードは立てた状態でも使えるので、積み込みたい荷物に合わせてアレンジできるのは嬉しいですね。
『マツダ CX-3』の安全性能
全車にオプションとして用意されている「360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー」は、車両の前後左右4ヶ所にセットしたカメラによって上からだけでなく左右や後ろの情報までしっかりキャッチ、センターディスプレイに表示してくれます。
リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)や8つのパーキングセンサーで、物や人を感知すると警告音で知らせてくれるほか、低速で走っているときは見えづらい箇所の情報を表示してくれるなど、ドライバーの安全確認をサポートしてくれる力強い味方です。
全車の標準装備としてマツダが誇る安全性能「i-ACTIVSENSE」が搭載されており、国が推奨する新しい自動車安全コンセプト「セーフティ・サポートカーS」の「ワイド」に該当する技術が提供されています。
- 前を走る車や歩行者をカメラを検知し、自動でスピードを制御
- 約10km/h以下での徐行前進や停車時に、カメラや超音波センサーで前方の障害物を検知し、ペダルの踏み間違いなどによる誤発進・急加速を抑制
- 左右各12ブロックのLEDライトを個別に自動点灯・消灯して、面倒な操作なしで夜間のドライブをサポート
- 約30km/h以上での走行中、対向車や先行車がいない場合にはライトが自動で上向きに切り替わり、夜間の前方視界確保をサポート
- 車両が車線を踏み越えそうになると、ステアリング振動またはランブルストリップス音やビープ音によって警告
ほかにも、全車に標準装備となっているのは以下の機能です。
- スマート・シティ・ブレーキ・サポート・・・約2~8km/h以下でバックしているときに、超音波センサーが障害物を検知すると自動でブレーキをかける
- AT誤発進抑制制御・・・停車しているときや低速でバックしているときに、後ろに障害物があるにも関わらずアクセルが一定以上踏み込まれた場合は、警報と同時にエンジン出力を抑えて急発進を抑制
- リアパーキングセンサー・・・リアバンパーの超音波センサーが近距離の静止物を感知すると、警告音で通知
さらに安全性を高める仕組み
20S PROACTIVE、20S PROACTIVE S Package、20S L Package、20S Exclusive Mods、XD PROACTIVE、XD PROACTIVE S Package、XD L Package、XD Exclusive Modsには、さらに以下の機能が装備されます。
- ドライバー・アテンション・アラート(DAA)・・・運転を開始してからスピードが約65km/hを超えると作動し、疲れていない状態でのドライバーの運転と車の動きを学習。その後、学習したデータと実際の運転状況に大きな違いが出ると、ドライバーに休憩を促す
- 交通標識認識システム(TSR)・・・走行中にカメラで速度制限や進入禁止、一時停止などの交通標識を読み取り、アクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示することで安全な走りを促す
『マツダ CX-3』の走行性能
「CX-3」には、ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車が用意されています。
それぞれ「SKYACTIV-G」(ガソリンエンジン車)と「SKYACTIV-D」(ディーゼルエンジン車)と、マツダの高い走行性能を詰め込んだエンジンがあり、人間研究を重ねてきた成果をしっかりと体感できる仕上がりになっています。
また、「人馬一体」を走りのコンセプトに掲げるマツダが「CX-3」で採用したのは、エンジンでシャシー性能を高めるという新発想と人間中心の開発思想に基づいて開発された、「G-ベクタリング コントロール(GVC)」。
ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、より滑らかな加速のつながりを実現したこのシステムは、前後と横の加速度(G)を統合的にコントロールし、タイヤのスムーズな接地荷重を目指します。
「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」のどちらのエンジンを選んでも、より満足のいく走りを楽しめるでしょう。
「SKYACTIV-G」の特徴
「マツダ CX-3」の燃費【ガソリン車】 | ||
---|---|---|
駆動方式 | カタログ値 | 実燃費 |
FF | 16.2km/L | 13.3km/L(レギュラーガソリン) |
4WD | 15.4km/L | 14.2km/L(レギュラーガソリン) |
熱効率を高めるキャビティ付ピストンや、燃えやすく均等な質を保つマルチホールインジェクター、効率の良い燃焼を可能にする4-2-1排気システムなどを搭載した「SKYACTIV-G」は、どんなシーンの運転でも対応する応答の良さが魅力です。
2018年5月のマイナーチェンジにより、エッジカットピストンを採用したことなどで中低速トルクの力強さがさらにパワーアップし、燃費の向上もかなえています。
「SKYACTIV-D」の特徴
「マツダ CX-3」の燃費【ディーゼルエンジン車】 | ||
---|---|---|
駆動方式 | カタログ値 | 実燃費 |
FF | 23.0km/L | 17.9km/L(軽油) |
4WD | 21.0km/L | 16.2km/L(軽油) |
ディーゼルエンジン車に搭載されている「SKYACTIV-D」の最大の特徴は、「ディーゼル=高圧縮比で環境に悪い」という昔の常識をくつがえすクリーンさ。
有害物質が発生しないよう燃料をしっかり燃やし切る最先端の技術により、現行する厳しい排ガス規制にも対応しています。
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンよりもエネルギー効率が良いのがメリットです。低速でも伸びやかに加速するトルクはアクセル操作にストレスがなく、燃費も良いのでロングドライブも余計な心配をせず楽しめます。
また、CO2の排出量がガソリンより少ない点も忘れてはいけません。
これからもマツダが自信を持って開発を進めるディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」は、「CX-3」でもしっかり活かされています。
『マツダ CX-3』のタイプと価格
ガソリン車
「マツダ CX-3」のガソリン車では、こちらの5つのグレードがあります。
- 20S:2WD(6AT&6MT:2,127,600円~)4WD:(6AT:2,353,600円~)
- 20S PROACTIVE:2WD(6AT&6MT:2,332,800円~)4WD:(6AT:2,558,800円~)
- 20S PROACTIVE S Package:2WD(6AT&6MT:2,430,000円~)4WD:(6AT:2,656,000円~)
- 20S L Package:2WD(6AT&6MT:2,566,080円~)4WD:(6AT:2,792,080円~)
- 20S Exclusive Mods:2WD(6AT:2,598,480円~)4WD:(6AT:2,824,480円~)
ベースグレードの20Sに装備を追加していくほどグレードが上がりますが、運転席10Wayパワーシート&シートメモリーなど、一部の装備は 20S PROACTIVE S Packageからとなっているものもあるので、欲しい装備がどのグレードにあるかをしっかり確認したいですね。
また、2018年7月より生産が開始された特別仕様車「20S Exclusive Mods」には、専用シートや高輝度ダーク塗装の18インチアルミホイールなど、このグレードでしか手に入らない装備もあります。
ディーゼルエンジン車
「マツダ CX-3」のディーゼルエンジン車では、こちらの5つのグレードがあります。
- XD:2WD(6AT&6MT:2,436,480円~)4WD:(6AT&6MT:2,662,480円~)
- XD PROACTIVE:2WD(6AT&6MT:2,630,880円~)4WD:(6AT&6MT:2,856,880円~)
- XD PROACTIVE S Package:2WD(6AT&6MT:2,728,080円~)4WD:(6AT&6MT:2,954,080円~)
- XD L Package:2WD(6AT&6MT:2,836,080円~)4WD:(6AT&6MT:3,062,080円~)
- XD Exclusive Mods:2WD(6AT:2,868,480円~)4WD:(6AT:3,094,480円~)
ベーシックタイプとなるXDに装備を追加していくことでグレードが上がるのはガソリン車と同じです。
こちらにも特別仕様車として「XD Exclusive Mods」が用意されており、同じく専用シートや高輝度ダーク塗装の18インチアルミホイールなど、「20S Exclusive Mods」と変わらない装備が追加されています。
2018年5月のマイナーチェンジによる変更点
2015年より販売が始まった「CX-3」ですが、これまでも少しずつ改良が加えられてきました。
2018年5月に初となる正式なマイナーチェンジを行い、オプションや新しいグレードの追加、特別仕様車の発表など、大きな変更が発表されています。
主な変更点についてご紹介します。
2018年5月のマイナーチェンジによる変更点 | |
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エクステリア | ・フロントグリルの変更 ・LEDヘッドライト&テールライトの改良 ・ホイールのデザイン変更 |
インテリア | ・センターアームレストのデザインを変更 ・リアシートにアームレストを追加 |
グレード | ・それぞれに「S Package」の追加 ・特別仕様車「Exclusive Mods」の追加 |
「SKYACTIV-G 」 | ・6速MTを追加 ・最大出力がアップ |
「SKYACTIV-D」 | ・排気量が1.5Lから1.8Lへ ・最大出力がアップ |
装備 | ・「360°ビュー・モニター」をオプションとして追加 ・「車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)」を全グレードに標準装備 ・「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」が追加(「i-ACTIVSENSE」の拡張) ・電動パーキングブレーキを標準装備 |
今回のマイナーチェンジの特徴として、エクステリアおよびインテリアの向上とグレードの追加、エンジンのさらなる改良が挙げられます。
外観では、LEDヘッドライトとテールランプのデザインが変更になり、旧型を維持しながらもシャープさが増した印象になっているほか、インパネ周りでは使用する素材を変更したことで質感が上がっています。
エンジンでは、「SKYACTIV-G」にミッションが追加され、ディーゼルエンジン車と変わらないラインナップに。より選択の幅が広がりました。
新型の「CX-5」と同じくキャビティ付ピストンの採用などでより性能が上がり、マルチホイールインジェクターや排気ポートなども改善されています。
「SKYACTIV-D」は排気量が1.8Lに。マイナーチェンジ前の1.5Lより高回転でのトルク性能が上がり、さらに力強い走りを楽しめます。
安全性能「i-ACTIVSENSE」には「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」が追加。高速道路などで前を走る車との車間距離を維持しながらの追従走行が可能となりました。
また、新しく加わったグレードとして、上位グレードとの中間になる「S Package」が追加されています。特別仕様車「Exclusive Mods」も生産が開始され、さらに特別感を味わえる1台を手にできるようになっています。
CX-3の動画・SNSでの『口コミ評価』
洗車完了!(*・ω・)ノ#CX3 pic.twitter.com/LA9RtTvktB
— とも@CX3 (@ogaTomoaki) 2018年8月2日
納車されて約2年経ちました。
エクステリアデザインに一目惚れをして購入しましたが、2年経った今でも駐車後に振り返って惚れ惚れしています。本当に優れたデザインだと思います。#CX3 #mazda pic.twitter.com/oNYw1RB4lV— 雪見だいふく (@mazda_cx3_aichi) 2018年8月4日
#マツダ車を並べる
#CX3
久々にCX3並べが出来て大満足!(笑) pic.twitter.com/sISBCnPsTu— ToMo3 (@Meteorgray_CX3) 2018年8月6日
水滴にソウルレッド #cx3 pic.twitter.com/SOIWawowCI
— CX-3 20S PROACTIVE (@cx3_20s) 2017年10月15日
『マツダ CX-3』中古車価格の相場
マイナーチェンジを行い、まだまだ人気の衰えない「CX-3」ですが、中古車市場では2015年発売の旧型も依然取引の数が下がりません。
2018年7月現在の「CX-3」中古車価格としては、以下が相場になります。
- ~230万円(平成29年式)
- ~190万円(平成27年式)
「CX-3」の中古車の特徴としては、ガソリン車・ディーゼルエンジン車ともに平成29年式の新しいものが多く流通しています。
次が平成27年式ですが、どちらも PROACTIVEのグレードが中心になっており、充実した装備の1台に出会える可能性が高いといえます。
中古車の価格は、グレードのほかにもオプションや車の状態によって大きく変わってきます。
また、店舗によっては保証があったり保険も同時に加入できたりと、いろいろなサービスを提供しています。インターネットから手軽に探せるところも増えているので、まずは検索してみるのが良いですね。
[myphp file=’car-info2′]まとめ
コンパクトSUVでありながら、ほかのCXシリーズに引けを取らない風格と高性能なエンジンを搭載した「CX-3」。
他社メーカーより一歩抜き出たディーゼルエンジン車の豊富なラインナップは、男女問わずより走りを楽しみたいという人に上質な時間を提供してくれます。
インテリアも、コンパクトカーでありながらリアシートにもセンターアームレストを配置したりと、ドライバーだけでなく乗る人すべてに快適な空間も魅力。
大きなSUV車は取り回しなどが不安、という人も気軽に乗れて、かつラグジュアリーな特別感を味あわせてくれるのが「CX-3」です。
次の1台にと考えているなら、ぜひ実際に試乗してみることをオススメします。