カーシェアリングの保険・補償内容とは?大手5社を比較解説

カーシェアリングの保険・補償内容とは?大手5社を比較解説

自家用車を買わなくても、好きな時間・好きな場所で車を使えるのがカーシェアリングサービス。

でも、「事故やトラブルに遭ったときはどうなるの?」と考える方も多いと思います。ほとんどのカーシェアリング会社では充実した保険・補償が用意されているため安心して利用できます。

今回は、人気カーシェアリングサービス会社5社の保険・補償内容、また適用外になるケースについて詳しく比較解説していきます。

人気カーシェアリングサービス5社の保険・補償内容とは

『タイムズカープラス』

『タイムズカープラス』
『タイムズカープラス』の保険・補償内容
対人補償
(他人に怪我を負わせたり、死亡させたりした場合の補償)
1名につき無制限
(自賠責保険3,000万円を含む)
対物補償
(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)
1事故につき無制限
(対物免責額:0円)
車両補償
(車両に損害があった場合の補償)
1つの事故につき時価額
(車両免責額:0円)
人身傷害補償
(ドライバーや同乗者が死傷した場合の補償)※1
1名につき無制限
※1 搭乗者の自動車事故によるケガ(死亡・後遺障害を含みます)につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償します。

タイムズ24が運営しているカーシェアリングサービスが『タイムズカープラス』です。

利用料金の中に、保険として「対人補償」「対物補償」「車両補償」「人身傷害補償」という4つの補償が含まれています。

事故を起こしたときに誰かに怪我を負わせたり、死亡させたりした時の対人補償は1人につき無制限の補償が用意されており、物などの損害にあてられる対物補償も1つの事故につき無制限。

また最高3,000万円の自動車損害賠償責任保険も含まれています。

借りた車に傷をつけるなど損害があった場合は、1つの事故につき時価額(そのときの査定額や評価の金額)の車両補償が用意されており、車の修理費と修理する車の買い替えにかかる金額を比較し、安い方が損害賠償額となります。

交通事故などにより本人や同乗者がケガをしたり死亡してしまったりした場合、そのときに運転をしていた人の過失割合に関わらず、人身傷害補償により損害額は限度額無制限で補償。

ただし、会員以外の人が運転していた場合や警察に届けなかった場合、事故の相手方と直接示談をしてしまった場合など適用にならないことがあるので注意してください、より詳しい内容は公式へ。

『タイムズカープラス』の特徴と口コミ評判!入会・予約・使い方・退会する流れを解説

2017.09.28

『カレコ・カーシェアリングクラブ』

『カレコ・カーシェアリングクラブ』
『カレコ・カーシェアリングクラブ』の保険・補償内容
対人補償
(他人に怪我を負わせたり、死亡させたりした場合の補償)
1名につき無制限
(自賠責保険含む。免責0円)
対物補償
(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)
1事故につき無制限
(対物免責額:0円)
車両補償(車両に損害があった場合の補償)1つの事故につき時価額
(車両免責額:0円)
人身傷害補償
(ドライバーや同乗者が死傷した場合の補償)
1名につき上限6,000万円
(無保険車傷害2億円)

三井不動産リアルティが運営するカーシェアリングサービスが『カレコ・カーシェアリングクラブ』です。

『カレコ・カーシェアリングクラブ』にも、利用する際は保険として「対人補償」「対物補償」「車両補償」「人身損害補償」と4種類の補償が用意されています。

対人補償・対物補償は1つの事故につき補償限度額は無制限となっています。人身傷害補償は1人につき補償限度額は6,000万円です。

車両補償は、1つの事故につき補償限度額は時価額となっています。

ただし、事故が発生した時、必ずカレコの24時間サポートダイヤルに連絡しなければと保険・補償が適用されないため注意が必要です。

運転していた人の過失などによる事故の場合、保険・補償は適用されず、補償金を自分で支払う必要があります。

事故だけではなく、車内外のライトの消し忘れや駐車場での停め直し対応、窓の閉め忘れなどがあった場合、スタッフの人が緊急出動するケースがあります。もし緊急出動の必要が生じた場合、一回につき7,000円と作業費や部品代といった実費を支払う必要があります、更に詳しい内容は公式で確認してみて下さい。

豊富な車種が魅力!『カレコ・カーシェアリングクラブ』の特徴と口コミ評判

2018.02.04

『オリックスカーシェア』

『オリックスカーシェア』
『オリックスカーシェア』の保険・補償内容
対人補償
(他人に怪我を負わせたり、死亡させたりした場合の補償)
1名につき無制限
(自賠責保険含む。免責0円)
対物補償
(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)
1事故につき無制限
(対物免責額:0円)
車両補償
(車両に損害があった場合の補償)
1つの事故につき時価額
(車両免責額:0円)
人身傷害補償
(ドライバーや同乗者が死傷した場合の補償)※1
1名につき3,000万円
※1 搭乗者の自動車事故によるケガ(後遺障害を含みます)または死亡につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償いたします。

オリックス株式会社が運営するカーシェアリングサービスが『オリックスカーシェア』です。

『オリックスカーシェア』も、通常の利用料金の中に保険として「対人補償」「対物補償」「車両補償」「人身損害補償」、ロードサービスが含まれています。

対人補償・対物補償は1つの事故につき補償限度額は無制限。人身損害補償は1人につき限度補償額は3,000万円になります。

車両補償は1つの事故につき補償限度額は時価額になり、いずれも免責金額は0円です。

ロードサービスでは、キーを閉じ込めたときの鍵開けやバッテリーが上がってしまった際のジャンピングなど、30分程度で終わる応急措置のときは無料で利用できます。また燃料が切れてしまった緊急事態の際も利用が可能です。

ただし、『オリックスカーシェア』では車を返却したあとに忘れ物を回収してもらったり、車のライトを消し忘れたり、駐車場を間違えたりしていた場合はペナルティ料金を支払う必要があるので注意が必要です、さらに詳しい内容は公式にて。

【長時間利用がお得】『オリックスカーシェア』の特徴と口コミ評判

2018.02.10

『dカーシェア』

dカーシェア
『dカーシェア』の保険・補償内容
対人補償
(他人に怪我を負わせたり、死亡させたりした場合の補償)
1名につき無制限
(自賠責保険含む。免責0円)
対物補償
(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)
1事故につき無制限
(対物免責額:0円)
車両補償
(車両に損害があった場合の補償)
1つの事故につき時価額
(車両免責額:0円)
人身傷害補償
(ドライバーや同乗者が死傷した場合の補償)※1
1名につき3,000万円
※1 搭乗者の自動車事故によるケガ(後遺障害を含みます)または死亡につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償いたします。

携帯電話事業でおなじみのNTTドコモが提供しているカーシェアリングサービスが『dカーシェア』です。

『dカーシェア』では、『オリックスカーシェア』が提供する保険・補償制度が適用されます。

対人補償・対物補償は1つの事故につき補償限度額は無制限。人身損害補償は1人につき限度補償額は3,000万円になります。

車両補償は1つの事故につき補償限度額は時価額になり、いずれも免責金額は0円。

また、『dカーシェア』独自の補償サービスとして「あんしん補償サポートfor dカーシェア」が無料で付いているため、走行中のタイヤのパンクやバッテリーが上がってしまった際のジャンピングなども補償されます。

ただし、事故が発生した際に警察と『オリックスカーシェア』に連絡がなかった場合や、迷惑(違反)駐車や飲酒運転による事故の場合、またロックしないで盗難にあった場合など使用者の過失による場合は適用がないので気をつけましょう。

『dカーシェア』の特徴と料金プラン・実際に使ってみた口コミ評判

2018.01.15

『Anyca(エニカ)』

『Anyca(エニカ)』
『Anyca(エニカ)』の保険・補償内容
対人補償
(他人に怪我を負わせたり、死亡させたりした場合の補償)
1名につき無制限
(自賠責保険含む。免責0円)
対物補償
(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)
1事故につき無制限
(対物免責額:0円)
借用自動車の復旧費用補償特約
(車両に損害があった場合の補償)
支払い限度額:300万円
(免責額:10万円)
搭乗者傷害特約(一時金払)※11名につき1,000万円
(一時金:10万円)
自損事故傷害特約 ※21名につき、あらかじめ設定された金額
※1 乗車中の方が、死亡・ケガをされた場合や後遺障害を被られた場合に、1名について1,000万円を保険金としてお支払いします。ケガの場合には、一時金として傷害保険金(入通院給付金または治療給付金)をお支払いします。
※2 自損事故(相手方がなく電柱に衝 突・崖から転落等)や前の車に追突してしまった事故等により、ドライバーまたは同乗者が死亡・ケガされた場合や後遺障害を被られた場合で、自賠責保険等の請求権が発生しない時に、1名についてあらかじめ設定された額をお支払いします。

2015年にDeNAが開始した新しいカーシェアリングサービスが『Anyca(エニカ)』です。

『Anyca(エニカ)』は、一般の人が自分の車を他の人に貸すタイプの個人間カーシェアリングサービスですが、東京海上日動、またDeNAが保険・補償に関するサービスを提供しています。

車を借りる側のドライバーが予約をするとき、自動的に東京海上日動の1日自動車保険に加入する仕組みになっており、賠償責任保険・搭乗者傷害特約・借用自動車の復旧費用補償特約・弁護士費用特約に24時間365日対応してくれるロードアシストのサービスもあります。

また車が故障してしまった場合、DeNAのカスタマーサポートに相談することもでき、カスタマーサポートは電話・メールでの対応が可能となっており、365日無休です。

ただし、『Anyca(エニカ)』の場合は運転中の事故のみを保障するものであり、盗難や当て逃げなどによる損害は補償されません。

また、予約したドライバー以外の人が運転中に発生した事故についても補償されないため、注意が必要です。

『Anyca(エニカ)』個人間カーシェアアプリの特徴と口コミ評判

2018.03.20

まとめ

カーシェアリングの保険・補償内容とは?大手5社を比較解説まとめ

人気カーシェアリングサービス5社について、保険や補償の内容についてご紹介しましたが、まとめると以下がポイントです。

ここがポイント!
  • 対人・対物は限度額無制限で補償してもらえる
  • 車両補償は時価額(そのときの査定額や評価の金額)がほとんどであり、『Anyca(エニカ)』のみ10万円の自己負担が必要
  • ロードサービスも補償内容に含まれる
  • 警察や会社に連絡がない場合やドライバーの過失による事故は適用されない

カーシェアリングサービスの多くは、対人補償や対物補償、車両補償といった保険、補償への加入金額は利用料金の中に含まれています。

万が一事故が起こったときもすぐに対応してもらえるのは嬉しい点ですが、すべてのカーシェアリングサービス会社で警察と自社への連絡を怠った場合は適用されないことになっており、あとで補償を申請しても受け付けてもらえません。

事故を起こしたときは必ず警察とカーシェアリングサービス会社へ連絡することを忘れずに、また相手方への対応もしっかり行いましょう。

カーシェアリングサービスの保険は、適切な使い方をしていてこその補償。

ドライバーによる過失が大きいときも適用されない場合が多いので、まずは規則やマナーを守って乗ることを忘れずにいたいですね。

カーシェアリングの保険・補償内容とは?大手5社を比較解説