これまで新車への買い換えを夫と併せて5回経験してきたライターのひろたです。
高い買い物なので慎重に選んだつもりが、いざ乗ってみるとちょっと違う・・・なんてことはよくある話。選び方や買い方は本当に時間をかけて考えるべき!と思います。
車の購入にで実際にどんな点を後悔しているのかご紹介します。
目次
1.低グレードの車を購入!しかし、安い代わりに後で不満が・・・
現在私が乗っている車は、もう12年走っています。日産の(オッティ)という軽自動車です。
長く乗れているのは、あまり使わない時期があったせいか走行距離が6万キロいってないのと、ディーラーの整備をマメに受けているから。特に大きなトラブルを起こしたこともなく(もちろん無事故)、今も快適に私を運んでくれる大事な相棒です。
これを購入したのは、お正月の売り出し時でかなり値引きがあったからでした。
グレードは一番低いけど、まぁ遠出するわけじゃないし大丈夫だろうと思って決めたのですが・・・
いざ納車してから乗り始めると、細かいところが気になるんですね、例えばリアワイパーがないこととか。
外見で「一番下のグレード」というのがわかってしまうので、何となく恥ずかしいなとか思ってしまうのは私が見栄っ張りなだけでしょうか・・・。
3ATの走りは、それまで三菱のミニカタウンビーに乗っていたので排気量も変わらず快適、ですが逆に大きな変化を感じられないのが不満でした。
せっかく新車に買い換えるなら、当たり前ですがグレードは重要です。
買いやすいからと低いものを選んでしまうと、装備やインテリアに安っぽさが出てしまったり、走りにも物足りなさを感じます。
購入するときにハイマウントストップライトをオプションで付けて、購入後はミラーにウィンカーカバーを付けたりエキゾーストフィニッシャーを取り付けたりと外見はいじったけど、年々弱ってくるエンジンの力はどうにもなりません。
高くなっても満足のいくグレードをちゃんと選ぶべきでした。
2.走りを優先してコンパクトカーにしたら車内が狭い!
夫は以前日産のキューブ(初代)に乗っていました。
車内も広いしデートや買い物では大活躍でしたが、長く乗っていたためボディの傷やヘコみが目立つようになり、結婚後買い替えを決意。
今度は走る車がいい!と同じ日産のティーダを購入しました。
スタイリッシュな外観に大きなライト、グレードも上のものにしたので高速でもすっ飛ばせる加速の良さは、当時よく県外に行く機会のあった私には最高の乗り心地でした。
が、コンパクトカーは狭い・・・。
天井の低さはまだ良いとして、車内空間の狭さは人だけを乗せるなら大丈夫だけど、大きな荷物を積むには向きません。
ボストンバッグに趣味でやっていた野球のバットやグローブなど小物を積み込むと、もう後部座席はいっぱい。シートを下げると後ろのラゲッジルームにはほとんど物を置けないので、シートを倒して何とか長いものも納めていました。
人がゆったり座れることをメインに考えられたコンパクトカーは、走りは良いけど物が積めない点が使いづらかったなと思います。
3.電動スライドドアは便利だけど重い!
私の出産が決まってから買い替えたのが、またしても日産のデイズルークス。
ティーダだとチャイルドシートを設置するのも大変だし、何より荷物が乗せられないことを考えると、子育てには不向きだと判断しました。
子供が小さいうちは遠出もしないし、軽自動車だと税金の安さや燃費の良さで節約にもなるかと思ってデイズルークスに決め、購入時にオプションで後部のドアを両方とも電動スライドドアに変更。
ボタンひとつでドアの開閉ができる手軽さは本当に便利で気に入っているけど、不満なのは車体が重いことです。
坂道は登らない、高速も加速が悪い、普段の走行では下り坂になると勝手にスピードが出てブレーキを何度も踏まなくちゃいけないし、これは乗り出してから初めて気づいた欠点でした。
車体が重いと燃費も下がるし、せっかく一番良いグレードにしたのに走りを活かせないのはもったいないなと感じています。
4.購入時にもっと頭金を入れておけば良かった
オッティは本体価格が100万円もしなかったので現金で支払いましたが、ほかの車はローンを組んで購入しています。
頭金は用意するつもりだったけど、ティーダのときは当時日産が低金利のローンを勧めていたのでそれに甘えてしまい、低い金額で抑えました。
が、いくら低金利でもローンは借金と同じ。
当時私が免疫疾患を患って仕事ができなかったので、貯金を減らすのが嫌なばっかりに頭金をケチったけど、100万円を超える残債は払い続けるのが苦痛でした。
2年半で払い終わるように設定したけど、結局金利分がもったいなくて最後は繰り上げ返済、最初から頭金を多く入れておけば余計な手間もなかったのにと思います。
5.下取りじゃなくて買取にすれば良かった
そして一番後悔しているのがこちら。
これまで、どれも新車を購入するときは当たり前のように乗っていた車をディーラーに下取りに出していました。
中古車販売店で売るとか、下取り以外に車を売る手段を思いつかなかったんですね。下取りに出す方が手間もないし、正直そこまで値段も気にしていませんでした。
が、買い取った後の販売ルートなど限られているディーラーの下取りは決して高い査定額はつきません。
ティーダを下取りに出したときは、走行距離が5万キロいってないにも関わらず、30万円もしなかったような・・・。
インターネットの買取一括査定をチェックすると今でも50万円以上が買取の相場で、買い取ってもらったお金を新車購入の頭金にプラスしておけば良かったと激しく後悔しています。
友人たちの車買い替え体験談
ミニバンからコンパクトカーに買い替えたけど、狭い!
「足の悪いの母親のためにエスティマからプリウスに買い替え。低い車高で乗り降りがしやすいし、音も静かで走りは満足しているけど、車内の狭さだけは不満。母親の荷物や杖もいちいち引っかかりそうで・・・。
友人を乗せてドライブに行く時もその度に荷物を降ろさないといけなくなって、やっぱり広さは大事だなと思った」(40代/男性)
軽から普通車の乗り換えは維持費がかなり変わる
「市外の支社へ異動になり、昇給もあったので思い切ってムーブからフィットへ買い替えたのが数年前。小回りもきくしスピードも出るし、通勤が楽にはなったけど、その分維持費がかかるようになって大変。
普段のガソリン代もそうだし、保険代も自動車税も軽に乗っていた頃より出費が増えた。わかってはいたけど昇給の意味が・・・」(30代/女性)
自分の車だけど家族の意見って大事!
「定年後は乗りたい車でのんびり運転を楽しみたいと思って、ワゴンRからキューブへの買い替えを検討していました。
でも、運転が苦手な家内は同じ軽自動車での買い替えを希望。自分の気持ちを通してキューブを買ったけど、家内が運転してくれないのでいつもハンドルを握るのは自分の役目。もう少し意見を聞いて小さな車にしても良かったかなと後悔しています」(60代/男性)
まとめ
今は、残価設定型ローンなどの登場で自動車の買い方もかなりハードルが下がったとはいえやはり自動車は高い買い物です。
車体価格の検討だけでなく、外観や維持費など「買った後のこと」もしっかりイメージして選ぶことが肝心だなと思います。
乗り出してから初めてわかることもありますが、気になる点はディーラーに確認したり試乗したり、購入前になるべく不安は消しておきたいですね。
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