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ETC協同組合『法人ETCカード』申し込みから発行までの流れまとめ

ETC協同組合の『法人ETCカード』申し込み発行までの流れ

設立間もない会社や個人事業主でも作ることが出来る『法人ETCカード』をご存じでしょうか?

これは独立間もない法人・個人事業主にオススメなクレジット機能無しのETCカード。

CarLike編集部でも、このETC協同組合の法人ETCカードを作ってみたので申し込み手順や発行までの流れをご紹介します。

公式法人ETCカードはこちら

目次

ETC協同組合の法人ETCカードとは?

法人ETCカードとは

ETC協同組合の法人ETCカードは、新会社・個人事業主でも作れる『クレジット機能なしのETCカード』です。

銀行などが発行するクレジットカードに申し込む必要がないETC専用のカードなので、設立間もない法人や個人事業主でも作りやすいのが特徴。

これにより法人名義での明細処理ができ、時間帯・休日ETC割引の恩恵も受けられるため「事業用のETCカードが欲しい」といった方にオススメなETCカードとなっています。

法人ETCカードの出資金や手数料の『仕組み』

法人ETCカードの仕組み

この法人ETCカードは、独立してすぐの会社や個人事業主でも発行しやすいのが特徴ですがその代わり『出資金』と『手数料』の費用を必要とします。

法人ETCカードに必要な費用

ここがポイント
  • 入会時の出資金1万円
  • 毎月走行金額の5%・8%の手数料
  • 年会費・カード発行料の864円(税込)/1枚(年1回)

発行先の『ETC協同組合』の評判は?

法人ETCカードを発行するのは『ETC協同組合』です。

協同組合とは、「経済的に立場の弱い法人・個人事業者などが協同の出資によりお互いに助け合う団体」のこと。この高速情報協同組合では、1社1万円の出資金を出し合うことで、法人ETCカードを発行することを可能にしています。

ちなみに、検索していると出てくる『高速情報協同組合』はこのETC協同組合の姉妹組合になります。

公式高速情報協同組合ETCカード申込み

クレジットカードに付いているETCカードを利用していると、組合の発行したETCカードに不安を覚えるかもしれませんがこのETC協同組合・高速情報協同組合は平成5年に設立された認可省庁の実績もある組合。

内閣総理大臣・法務大臣・文部科学大臣・厚生労働大臣・九州厚生局・九州農政局・九州経済産業局・九州運輸局・九州地方整備局・九州地方環境事務所・福岡財務支局・福岡国税局

出資金1万円や手数料などは必要ですが、法人名義でのETCカードが利用できることやETC割引の適用の方がメリットが大きいためか悪い口コミ評判も見当たりませんでした。

申し込める法人ETCカードは『2種類』

2種類の法人ETCカード

申し込めるのは、『ETCカード(マイレージなし)』と『ETCカード(マイレージあり)』の2種類です。

法人ETCカード(マイレージなし)の特徴

法人ETCカードマイレージなし
ここがポイント
  • レンタカー・カーシェアリングなど、どの車でも利用可能
  • ETCマイレージ登録は不可
  • 毎月の手数料は5%

ETCマイレージなしカードの場合は、マイレージの利用・還元が出来ない分、「毎月の手数料5%」と支払金額をシンプルに安く出来るのが魅力です。

また、登録する車の車検証やETC証明書といった書類も必要なくカードを差し込めばレンタカー・カーシェアリングなどどんな車でも利用でき、例えば車を使う社員に手渡しして使ってもらうことOK。

マイレージがない分、手数料が安いので『利用頻度の少ない方向け』の法人ETCカードといえるでしょう。

法人ETCカード(マイレージあり)の特徴

法人ETCカードマイレージあり
ここがポイント
  • ETCマイレージポイントの利用が可能
  • 申請する車両の車検証・ETC車載器セットアップ証明書が必要
  • 毎月の手数料は8%

ETCマイレージありカードの場合は、高速道路を走行して取得したマイレージポイントを料金に還元することが出来ます。

申請する車両の車検証・ETC車載器セットアップ証明書が必要となりますが、ETCマイレージの手続きなどはすべて高速情報協同組合が手続きしてくれるので難しいことはありません。

ただ、マイレージポイントが付きますが、毎月の手数料は8%となる点には注意が必要となる比較的『利用頻度の高い人向け』の法人ETCカードと言えます。

法人ETCカード申し込みの流れ

法人ETCカード申し込みの流れ

公式法人ETCカードはこちら

法人ETCカードの申し込みはWebからが簡単です。公式サイトへアクセスして、「お申し込みはこちら」をクリックし必要事項を入力して送信すれば完了。

必要事項に入力していく

氏名・住所・連絡先のほかに、資本金・必要カード枚数などの入力欄があり、必要事項を埋めて送信すればETC協同組合より数日で本申込み用紙が送付されてきます。

10日ほどで法人ETCカードが到着

法人ETCカードが到着

今回はマイレージなしを選んで、申し込みより約10日ほどで法人ETCカードが到着しました。

流れとしては、インターネットより申し込みすると申込書を送付されるのでそれぞれ記入し、必要な書類を添付して返送、そして出資金の1万円を振込すれば完了です。

必要書類
  • <法人の場合>履歴事項全部証明書(発行3ヶ月以内のもの、写し可)
  • <個人事業者の場合>所得税確定申告書(税務署印のあるもの、写し)
  • カードを申請する車両の車検証(写し)
  • 申請車両のETC車載器セットアップ証明書(写し)
  • 代表者の運転免許証もしくは健康保険証の写し

なお、マイレージなしETCカードの場合は車検証・ETC車載器セットアップ証明書は必要ありません。

マイレージなしのタイプで約7〜10日、マイレージつきタイプで約2週間程度でETCカードが発行されます。カードが届いたらすぐ利用可能となり、支払は『月末締め翌月20日頃に請求書発送、翌々月5日に口座振替』で引き落とされます。

まとめ

高速情報協同組合の『法人ETCカード』

今回、ETC協同組合の『法人ETCカード』を申込・発行してみましたがとても簡単でした。

実際にこの法人ETCカードを利用してみたメリット・デメリットをまとめてみるとこんな印象でしょうか。

法人ETCカードのメリット・デメリット
  • 設立まもない法人・個人事業主でも作りやすい『法人ETCカード』
  • クレジット機能がないので発行までの敷居が低くスピーディー
  • 法人名義でのETC利用として経理処理が簡単
  • 出資金1万円と利用額の5%/8%手数料が必要

費用面のデメリットとしては、出資金と利用分に対する手数料が発生する点でしょうか。

それでも、独立後に「取り急ぎ法人名義のETCカードが欲しい」、「クレジット機能無しのシンプルなETCカードが欲しい」といった場合などにとても力強い存在だと思います。

法人ETCカード検討されている方はぜひこちらのETC協同組合の『法人ETCカード』をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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