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アクセルとブレーキの踏み間違いの原因は?事故を防止するための対策

アクセルとブレーキの踏み間違いの原因は?事故を防止するための対策

アクセルとブレーキの踏み間違い事故はなぜ起こるのでしょうか?

単純な操作ミスのはずが、時に歩行者を巻き込んだ高齢者の重大事故も毎年報告されています。

この踏み間違い事故を少しでも防止するための対策を考えてみました。

目次

ブレーキとアクセルの踏み間違いはなぜ起こるのか?原因は?

ブレーキとアクセル踏み間違えの原因

交通事故総合分析センターの資料によると、アクセルやブレーキペダルの踏み間違えによる『操作不適』は年間7,000件以上起きており、その多くの要因が『慌て・パニック』や『高齢』といったものが多く見受けられます。

よく踏み間違え事故に多いシュチュエーションがこちら。

ここがポイント
  • 駐車時
  • 発進時
  • 渋滞中

コンビニや病院などへ駐車する際に、慌ててパニックを起こしペダルを踏み間違えてしまうパターンが多くあります。

また、発進→停止→発進を繰り返す渋滞中などもパニックを起こしやすいといえるでしょう。

アクセルとブレーキペダルが同じ操作なのも原因の1つ

自動車の操作ベダルは加速・減速ともに『ペダルを右足だけで踏み込む』という珍しい形式を取っています。

例えば、バイクであれば加速はスロットルを回し、ブレーキはレバーを握るといったアクセルとブレーキ操作がハッキリと区別されていますが、自動車の場合はどちらも右足だけでの操作です。

これは、クラッチペダルのあったMT車の名残といわれており、AT車が急速に広まりクラッチペダルだけが無くなったからと考えられています。

高齢者に特に多い事故

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やはり、踏み間違え事故の多くは『高齢者』が多く見受けられます。

これは認知症といった場合ももちろんですが、20代などと比べると危険が迫った時の認識やとっさの判断・操作が遅くパニックを起こしやすいからと言われています。

特に踏み間違えに関しては、75歳以上の高齢者の割合が2〜5倍を占めているのが特徴と言えるでしょう。

アクセルとブレーキを踏み間違えを防ぐための対策

ブレーキ

「アクセルとブレーキを踏み間違えた…。」、聞いてみると単純な操作ミスのはずが、重大な事故に繋がっているのも事実。

少しでも踏み間違えを減らすための対策をご紹介します。

発進・駐車・渋滞中でも運転に集中する

まず、とても当たり前で単純なことですが『運転に集中する』ことです。

ほとんどの場合においてこの事故は「運転者の操作ミス」によって引き起こされています。

人は年齢と運転の経験を重ねるほどに油断をしてしまうものです、停車時はちゃんとP(パーキングに入れる)・発進時は周囲を確認してから運転をするといった当たり前のことこそ気を引き締めることです。

MT車に乗り換える

もうひとつの方法としては『MT車』に乗り換えるという方法があります。

自らの足でクラッチペダルを操作するMT車なら、ブレーキとアクセルを間違えてもクラッチも同時に必要なので意識して操作しない限り「コンビニへ突っ込む」といった事は起こらないと言えます。

しかし、AT車の割合が9割を超える現在、趣味性の高いスポーツカーなどしか選択肢は無く、万人に効果的な対策とは言えません。

『踏み間違い防止システム』の車を選ぶ

最近では、『踏み間違い防止システム』を搭載した車種が多く発売されています。

日産の「アラウンドビューモニター」を利用した『踏み間違い衝突防止アシスト』などはその代表で、自動車の周りをカメラ・超音波ソナーで監視することで駐車場の壁や渋滞時の前方車などへ踏み間違い操作を防止するシステムを搭載しています。

つまり、ブレーキのつもりがアクセルを踏んでしまっても車が判断してぶつからないようにしてくれるシステムですね。

車種やグレードにもよりますが、各メーカー事故防止のシステムには力を入れており搭載車種も増えてきています。

万が一の誤操作で重大事故を起こさないためにも、こういった安全システムのある車を選ぶのはとても効果的な方法と言えるでしょう。

まとめ

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アクセルとブレーキの踏み間違い事故は様々な要因が重なって起きていますが、やはりそういった部分をアシストしてくれる『安全システム』のある車種を選択するのが、1番の選択肢ではないでしょうか。

アクセルとブレーキの踏み間違いは誰にでも起こり得る事故です。

自分や高齢となった両親に悲惨な事故の当事者にさせないためにも、自動車購入の際は『安全システム』を搭載した車種を購入条件に入れておくと良いでしょう。

安全システムのある車種やグレードを探すのは大変・・・という方はプロに中古車を探してもらうサービスなどを利用してみると良いかもしれません。

CarLike編集部

「まさか自分が・・・。」という瞬間は突然来てしまいます。

例えば高齢となった両親が車の買い替えを検討しているなら、『踏み間違い防止システム』などを搭載した車種をオススメしてあげるといざという時にも安心かもしれません。

備えあれば憂いなし、当事者にならないためにもぜひ購入の必須条件に入れておいて下さい。

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