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魅力いっぱい!ハイエースで快適なアウトドア車中泊を楽しもう!!

魅力いっぱい!ハイエースで快適なアウトドア車中泊を楽しもう!!

コスト削減になる、自由度が増えるといった理由で、現在巷で人気となりつつある車中泊。

特にアウトドアアクティビティを楽しむ大人にとって、車中泊は自身のライフスタイルのひとつにもなっています。

そこで、荷室が広くカスタム自由度が高いハイエースを車中泊仕様にカスタムし、アウトドアを存分に楽しんでいる松田悦則さんファミリーのカーライフのご紹介。

こんな車の使い方・楽しみ方、最高です!

目次

いざ車中泊ファミリーキャンプへ!

松田さんファミリー協力していただいた松田さんファミリー。左から悦則さん、優衣ちゃん、泰斗くん、知子さんの4人家族。

今回、撮影と取材に協力していただいたのは、夏は海、冬は雪山と年間を通してアウトドアアクティビティを楽しんでいる松田悦則さんファミリー。

夏は湖や穏やかな海でSUPやカヤックをしながら磯遊びを楽しみ、波があるポイントでは家族全員で波乗り。そして冬は雪山へ行ってスノーボード、さらにスケートボードは1年を通していろいろなパークを回っているとのこと。そのような生活にはこのハイエース、そして車中泊が欠かせないそう。

そこで愛車の紹介と共に、一家の車中泊キャンプにおジャマさせていただきました。

車中泊仕様のカスタムでどこでも快適に

TOYOTA ハイエース SUPER GL ワイドロングミドルルーフ車はTOYOTA ハイエース SUPER GL ワイドロングミドルルーフ 4型のH.29年式。

まずは松田さんの愛車のチェックから。

車は車中泊にピッタリな『ハイエースSUPER GL』。

もともとは商用バンとして位置付けにあった車ですが、人も荷物もたくさん載せられる、手放す時に高く売れる、そして何より趣味・目的に合わせて自由自在にカスタムできる。との理由から家族向けの車として選ばれることが増えてきました。そこで車中泊用にどんなところをカスタムしたのかチェックしていきたいと思います。

折りたたみ可能なヒッチキャリア

折りたたみ可能なヒッチキャリアアウトドアにヒッチキャリアはとても便利

後ろにはこのように取り外し可能なヒッチキャリアを取り付けています。タープなど大きなキャンプ道具の収納はもちろん、海に行った際に濡れたものやBBQで出たゴミなど、車内に入れることができないものを置いておくのにもとても便利。

そしてもうひとつのポイントが折りたたみ可能だということ。キャンプ場や海に着いて荷物を降ろしてしまえば、前にパタンと倒すことができます。使わない時はしまっておく。これでジャマになりません。ヒッチキャリアの多くは固定されているものが多いですが、わざわざ折りたたみタイプを探して購入したそうです。

先端部分を緩めればパタンと上部に折りたためるこのように先端部分を緩めればパタンと上部に折りたためる

使用用途に合わせたシート使い

使用用途に合わせたシート使い家族の使用用途に合わせて後部座席をフラットにカスタム

松田さんのハイエースは最大で10人乗りになっていますが、移動は家族4人がほとんどなため、後部座席はこのようにパネルシートを敷いてフラットにしてベッドのように使っています。

普段は助手席に奥さん、2列目に子供達が座り、疲れて帰り道で眠くなったりしたら後部座席で寝て休んでいるとのこと。家族人数に合わせた、実に理にかなった使い方と言えます。もちろんパネルシートを外せば後部座席も椅子にもなります。

パネルシートの下は収納に

パネルシートの下は収納にパネルシートを開けると、下はかなりの収納スペース

パネルシートの下は、このように収納として使っています。そこには寝袋はもちろんのこと、バーナーとレトルト食品も常備。これなら運転していて疲れた時や近くに飲食店がない時も、すぐにお湯を沸かして食事を摂ることができるので食費の節約にも一役買っているとのこと。

さらにウーファースピーカーをつけたサウンドシステムも大きなポイント。フリップダウンモニターがついていて映画も観れるので、車内でも重低音が効いたシアターさながらの迫力ある映像を楽しむことができるので、子供たちも飽きずに楽しんでくれるそう。

取り外し移動が可能なレール

取り外し移動が可能なレール上部にレールを取り付けると様々なことに使えて本当に便利

収納力を上げるにはレールの取り付けもオススメ。このように虫除けやライトはもちろん、ハンガーで服をかけたりと用途は様々です。でも、一番のポイントは奥に見える3本のサイドバーをあえて取り外しできるようにしたこと。これを前に移動すると、サーフボードなどを置いたり、長いものを収納できるようになります。通常より車高が高いミドルルーフならではの使い方と言えます。

虫の侵入を防ぐ網ネットと暑さ・寒さをしのぐ断熱フィルム

虫の侵入を防ぐ網ネットと暑さ・寒さをしのぐ断熱フィルムこうしてネットをかけることで虫が入ってこなくなる

暑さ・寒さをしのいでくれる断熱フィルム暑さ・寒さをしのいでくれる断熱フィルム

キャンプのピークシーズンである夏の天敵といえば虫。そこはこのようにサイドドアと後ろ、右の小窓に網ネットを張って対応しているとのこと。これで虫が車内に入ってくることはありません。さらに窓に貼った金色の断熱フィルムは、夏の暑さを和らげてくれるだけでなく、冬の寒さもしのいでくれる優れものです。

リフトアップと万能タイヤで悪路もへっちゃら

沼道にも雪道にも対応可能なGOODRICHのAll-Terrain沼道にも雪道にも対応可能なGOODRICHのAll-Terrain

夏のキャンプでは山の沼道、冬のスノーボードでは雪道を走る松田さんのハイエース。当然足回りもカスタムしています。

タイヤはGoodrichのAll-Terrainというモデルで、その名の通りどんな道にもオールラウンドに対応できるタイヤです。さらにそこから2インチのリフトアップで車高を高くして、山中のガタガタした道でも滑走可能にしています。

霧や豪雨に強いイエローライト

霧や豪雨に強いイエローライト霧や豪雨でも視界がはっきりするイエローのライト

よく山で車を運転していると霧で視界が遮られたことはないでしょうか!? そんな時に便利なのが、このイエローのライトです。

通常のライトでは霧が発生したり、豪雨にあった時は道はほとんど見えませんが、このイエローのライトを当てることでとても見やすくなるそうです。松田さん本人もアウトドアをする人なら、このカスタムは自信をもってオススメできるとのことです。

車中泊の魅力

上述したように、車中泊をより快適にするため様々なカスタムを施している松田さん。

そこでなぜそこまでして車中泊をするのか、その魅力を尋ねるとこのように答えてくれました。

いろんな場所へ行きたくなるワクワク感

車中泊の魅力車中泊ができるようになるとどこへ行くにも制限がなくなる

「ただ単純に泊まるコストがかからないというのもありますが、一番の魅力はいろんな場所へ行ってみようというワクワク感が生まれるところですかね。車中泊ができるってだけで旅館を予約しなくてもいいから、目的地のその先の場所まで行けてしまうのが良いなと思っています。今回はココへ行こうと計画を立てても、その日の気分やノリでさらに遠くへ行っちゃうなんてこともありますね。なんかこう冒険心を煽られてしまうんですよ。」

松田さん一家揃って皆がアウトドア好きなので、連休に泊まりで出かけて、ちょっとした冒険を味わうのが家族のリフレッシュになっているようです。

不意の事態にも対応できる自由度の高さ

今回は子供たちとシーグラスを探しながら磯遊び今回は子供たちとシーグラスを探しながら磯遊び

さらに、予期しない出来事にも車中泊は対応しやすいと感じたこともあったようです。

「昔、アウトドア旅行で旅館の予約を入れていたのに、子供が前日になって急に熱を出してしまいキャンセルせざるをえなくなったってことがありましたね。それでも当然キャンセル料は発生するのでもったいなと思ったんです。でも車中泊にしてからはそんな心配が一切なくなりました。実際に数泊の車中泊滞在中に子供がケガをしてしまったこともありましたが、そんな時もすぐにサッと帰ればいいだけです。このような自由度は車中泊の大きな魅力だと思います。」
以前は荷物を積んでしまうともう快適な車中泊ができなくなる車種だったので、その度に疲れがどっと溜まっていたそうです。だから今のようなライフスタイルが作られていったんでしょうね。

家族団らんの時間が増える

最高に幸せを感じる家族の団欒 width=最高に幸せを感じる家族の団欒

今回のように車中泊でキャンプをすると、テントの設営や就寝スペースをセットする手間がなくなくなるので、それだけで大幅に時間を短縮させることができます。

そうなると家族で遊んだり料理をしたりと、より一層アウトドアを楽しむことができます。そのためサーフィンやSUP、スケートボードなどのアクティビティを楽しむ松田さんにとっては、すでに車中泊は自身のライフスタイルに欠かせないものになっています。

家族との触れ合いの時間が増え、生活にメリハリが出たので今は本当に充実の日々を送れていると話していました。

初心者が楽しむには


ぐっすりと休む松田さんファミリーぐっすりと休む松田さんファミリー

このようにハイエースを車中泊仕様にカスタムし、アウトドアライフを満喫している松田さん。最後にこれから車中泊ライフを楽しみたい人に対してのコツを伺いました。すると、まずはエアーマットさえあれば大丈夫です、とのことです。

というのも今回紹介したカスタムは、松田さん家族に合った使い方を模索した結果であり、そこに行き着くまでにいろいろな経験をしてきたからです。

カスタムをするのはコストもかかるので、まずはノーマルの状態でもエアーマットがあれば最低限の車中泊はできるので、そこから自分なりの快適さを求めてカスタムしていくのが過程も楽しめてのいいではないでしょうか!? とのことです。

このように “車で快適に泊まる” それができるだけで皆さんの連休の行動範囲は大きく広がります。

こんなカーライフはいかがでしょうか?

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