クルマで自由気ままに旅をするなら車内で泊まる『車中泊』が便利です。
ホテル・旅館など予約する必要もなく、誰でも気軽に行きたい場所に行って旅行を楽しむことができます。また最近では、ニーズの増加にともない車中泊を前提とした駐車場所が増えてきました。
ここでは『車中泊』のオススメの場所や、マナー・注意点についてご紹介していきます。
目次
車中泊をするならココ!オススメの『スポット5選』
宿泊施設を予約せずに車中泊を思いっ切り楽しむためには、場所探しが重要になってきます。
「安心」「安全」「快適」に夜を過ごせる場所が見つかれば、最高の思い出になるかもしれません。まずは車中泊を思う存分に満喫できるスポットをご紹介します。
高速サービスエリア・パーキングエリア
多くの人が車中泊の場所として、高速道路内に設置されているSA・PAを思い浮かべるのではないでしょうか。
食事やお土産など充実した施設や、トイレ・休憩所・売店などを完備しているところも多く車中泊をするには最適ともいえるスポットです。
もちろん、SA・PAはあくまでも「休憩」を目的としているのでマナーを守って、周りの迷惑にならないように利用しましょう。
道の駅
近年、メディアからも注目を集めている道の駅。一般道に設置された、国土交通省認定の休憩場所です。
とくに地方などでは集客効果を高めようと、駐車スペースやトイレを充実させるだけでなく、温泉施設付きの道の駅も増えてきています。どの道の駅に泊まるか事前に相談してから向かうのも楽しいかもしれませんね。
コインパーキング
「睡魔が襲ってきたときの仮眠」や、「予定時間まで2時間だけ休憩」といった「短時間の車中泊」にオススメしたいのがコインパーキングです。
無料で利用することはできませんが、ビジネスホテルに泊まるほどでもないといった際の利用であれば、上限料金のあるパーキングを使うことで宿泊費の節約にもなります。
オートキャンプ場
もっと自由に車中泊を楽しみたい人には、オートキャンプ場がオススメです。
水回りや電気設備が完備されているため、自炊ができるのも魅力のひとつ。テーブルやチェアを広げて素敵な夜を過ごすことができます。遊び疲れた後には、シャワー施設を利用しましょう。
RVパーク
あまり認知度は高くないですが、道の駅や日帰り温泉施設などと提携して開設しているRVパークも車中泊スポットです。
利用料金を支払う必要はありますが、電源設備が完備されていたり、場所によっては入浴施設があったりします。ただしスペースが限られているため、必ずしも利用できるとは限らない点には気を付けましょう。
車中泊をする際の『注意点』
ご紹介してきたスポットを利用する人の中には、車中泊目的ではない人もいます。
電車やバスなどの公共交通機関を利用するのと同様に、車中泊でも最低限のマナーが存在します。知らなかったで済まさないように「車中泊の注意点」を確認していきましょう。
エンジンのかけっ放しはNG
蒸し暑い夏場や極寒の中での車中泊。このような状況下で冷暖房を付けたいという気持ちは、痛いほど分かります。
しかしエンジンをかけっ放しにしてしまうと、周りの車や近隣住民への騒音公害となるだけでなく、環境にとっても有害であることを覚えておきましょう。
トラックの駐車スペース付近は利用しない
近年では車中泊をする人が増えてきており、どうしても通常の駐車スペースが空いていないことも想定されます。
これを理由に大型車用スペースに停める人も少なくありませんが、そういった行為をしてしまうことで迷惑している長距離ドライバーがいることも忘れずに。
ペットは連れて行かない
ペットを家族のように思っていても、車中泊の旅に連れていくことは控えておいた方がいいでしょう。
慣れない場所での行動は、人間以上に恐怖を感じてしまいます。一晩中泣かれてしまっては、周りで同じように車中泊をしている人にも迷惑となることも。
ストレスを与えないという意味でもできるだけ車中泊は避けた方がよいでしょう。
暑さ・寒さ対策はしっかりと
車中泊をする上でのデメリットは、「暑い・寒い」という状況であっても自宅のように冷暖房を自由に使うことはできません。
少しでも快適な夜を過ごすためにも、暑さ・寒さ対策を万全に行っておきましょう。
車中泊の事前調査は大切
先にご紹介したスポットの中には、車中泊を禁止している場合もあります。
また、連休中などで深夜でも出入りが激しい場合は、ゆっくり休息することもできません。車中泊する予定の場所に関しては、事前に利用状況などをしっかりと調べておくことを忘れずに。
まとめ
車と場所さえ決まれば、気軽に車内で泊まれるのが車中泊の魅力です。
レストランだけでなく温泉施設まで充実したSAから、キャンプ場まで車中泊に適した施設も増えてきています。
自分のペースで楽しめる車中泊、その場所に応じたルールやマナーを守ってぜひ楽しんでみてください。
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