自動車を中古車から探す条件として『年式』と『走行距離』のどちらを優先すべきなのか?は悩みどころです。
どうやって良い中古車を探せばいいのか・・・車選びにとって『年式』と『走行距離』の重要さはどれぐらいあるのでしょうか?
目次
中古車は年式と走行距離のみで優劣を付けられない
まず、結論からいうと中古車を購入する条件として年式と走行距離のみで優劣は分かりません。
中古車の場合、車の状態がそれまでの運転の仕方や、メンテナンス、保管状態などで大きく変わってくるからです。
前オーナーの乗り方やメンテナンス状態で変わる『中古車の価値』
年式の新しい車であっても毎日の長距離通勤に使い過走行であったり、走行距離が短くともたまに近所の買い物に使うぐらいで乗りっぱなしなど条件は様々…。
中古車は良くも悪くも車の状態が1車ずつ違ってくるので、
「年式が新しいものを選ぶ!」、「走行距離の低いものから探す!」という単純な選び方を重視すると購入後に後悔することに繋がってしまいます。
つまり、高年式(新しい)だから高い、低年式(古い)だから安いと決断するのは少し判断材料が少ないと言えるのです。
中古車の年式や走行距離だけでなく『こだわり』を決めて探す
年式も新しく、走行距離も少なく、そして安い!こんな条件のいい中古車があれば最高ですが、現実にはちょっと難しいものです。
そんな時は車のコンディションが様々な中古車を探す場合、自分の基準となる『こだわり』を決めて探すようにしましょう。
中古車の条件にこだわりを加えると絞りやすくなる
年式・走行距離の以外のこだわりとして例えば、
- ガソリン代を安く済ませたいから燃費は20km/L以上
- 内装はハーフレザーのシートがいい
- ライトは明るいHIDにしたい
こういった風に年式・走行距離以外にこだわれる条件を付けることで、数ある中古車の中から好みの車を絞るポイントになります。
優先するのは車の『買ってから変えられない部分』
車は購入から数年は乗るものなので、「ここは外せないな」というポイントこだわりましょう、特に購入してから変更出来ない部分がオススメです。
購入してから後付で変えられない純正のパーツや装備にこだわるなら、多少過走行の車でも欲しかったグレードや装備の車を優先して買ってしまうのも判断の1つとしてアリですね。
もちろん、出費を抑えたいから初期費用の低さにこだわって探す・・・というのも大事な要素です。
まとめ
中古車のコンディションは1台ごとに違うので、優先なのは年式か走行距離なのかというと・・・どちらとも言えません。
購入後の売却だけを考えれば高年式・低走行距離にこだわるべきですが、それよりも『毎日乗って満足できる車かどうか』が大事になってきます。
車の装備や状態は、販売店や車探しサービスに相談すれば気軽に教えてくれるので、中古車探しの際にはぜひ質問しながら探してみると良いでしょう。
年式も新しく走行距離も短い方が車の良い状態のものが増えますがその分、車両価格も高くなります。
年式・走行距離はあくまで判断材料の1つとしておき、いざ気に入った車を比較する時に『どっちの条件を譲れるか』を考えておくと中古車選びが楽になると思います。