結婚や出産で家族が増え、スポーツカーからファミリーカーへ乗り換えなくてはならない…。
人生の中でついに来る時が来たかと思う瞬間もあるでしょう。
しかし、手塩にかけて大事にしてきた愛車を手放すことは寂しいですが、ファミリーカーにはスポーツカーにはない沢山の魅力と3つのメリットをご紹介します。
目次
ファミリーカーへ乗り換えると増える3つメリット
1, ガソリン代やタイヤなどメンテナンス維持費の出費が少なくなる
スポーツカーと比較するとファミリーカーは燃費が良くガソリン代が少ないのが特徴です。
これは車のパワーや走りを重視したスポーツカーより、乗り心地や燃費を重視しているのがファミリーカーなのでガソリン代の出費は安くなる魅力があります。
また、スポーツ走行に適したタイヤは性能が高い分、値段が高いですが消耗も激しいのでタイヤ代も高額。より愛車の状態を気にする方はエンジンオイルなどのメンテナンスもするので維持費も高く付きます。
それに比べてファミリーカーはエコを重視したタイヤや、日々のコストがかからないことに力を入れているのでメンテナンスのサイクルも少なく、タイヤを新品に履き替えたとしても出費が少なくて済みます。
スポーツカーのネックである『維持費の高さ』が無くなり、ファミリーカーの『出費の低さ』は大きなメリットになります。
2, 自動車税・任意保険などの費用が安くなる
毎年かかる車の税金といえば『自動車税』です。
この税金は自動車の排気量によって納税額が決まるので、大排気量が主流のスポーツタイプは多くの税金払う必要がありますが、比較的エンジンの小さいファミリーカーなら毎年の自動車税の出費を抑えられます。
また、スポーツカーからファミリーカーに乗り換えれば『任意保険』も大幅に減らすことが出来ます。
自動車保険の保険料を決定する要素として1〜9つの数字でリスクを表示した『車両料率クラス』があり、この数字が大きくなるほど事故を起こすリスクが上がる車種とされるのが任意保険の特徴。
スポーツカーは一般的な車より事故率が高いため、車両料率クラスの高いものばかりで、料率の低いコンパクトカーと比較すると最大で4倍もの保険料が必要となるので大幅な維持費の削減が出来るでしょう。
3, 自分だけでなく家族全員で車を快適に楽しめる
スポーツカーは良くも悪くもストイックな車です。
愛車の走りやフィーリングを1人で楽しむ分には最高ですが、家族を乗せて走るには乗り心地も悪く、室内もとても狭いので快適とは言えません。
室内空間の広いファミリーカーなら荷物やチャイルドシートなども余裕を持って積めるので、家族みんなが快適に楽しめる空間になるでしょう。
こだわりで選ぶ車好きにオススメなファミリーカー・ジャンル
ファミリーカーと言っても色んなジャンルがあるのでこだわりや目的別で選ぶのがオススメです。
燃費と維持費にこだわるならハイブリッドな『エコカー』
ガソリン代などのランニングコストや維持費の安さにこだわりたいならハイブリッドなどに代表される『エコカー』です。
代表的な車としてはトヨタのプリウスがあり、圧倒的にエコな燃費とモーター走行時の静かな乗り心地が魅力。
ネックなのは高燃費を考慮した低いスタイルなので後部座席の縦空間が狭めなこと。家族を乗せるなら購入時期は子供がまだ小さい時期などに向いています。
走りや快適な室内空間を味わえる『ミニバン』
ファミリーカーとして最も人気なジャンルはやはり『ミニバン』です。
ミニバンといってもホンダ ステップワゴンのような大空間のものから、走りやスタイリッシュなデザインのホンダ オデッセイ、高級感のあるゴージャスなトヨタ アルファードまで選択肢は幅広くあります。
インテリアやエクステリアをこだわりのカスタマイズをしつつ、家族を乗せて長距離の旅行にも大満足なカテゴリとなっています。
オシャレなアウトドアスポーツとして楽しめる『SUV』
趣味性の高さとオシャレなデザインで人気なのが『SUV』です。
悪路での走破性と背の高さから視界も良さが特徴で、街乗りから釣りやサーフィン、冬場にはスノーボーにまで使えるので休日の本格アウトドアにも最適。
インテリアも上質で5人以上が快適に過ごせる室内のものが多くファミリーカーとしてもオススメです。ただその高さから、やや乗り降りのしにくさには配慮が必要です。
まとめ
ファミリーカーはこだわりを持って探せばスポーツカーとはまた違った魅力に溢れているジャンルです。
また、ファミリーに人気の車種などは燃費の良さから経済的なだけではなく、安全システムや自動運転技術など最新のシステムも早くから導入される車が多いのが特徴。
『安全に家族を乗せて走る』という面でもスポーツカーからファミリーカーへの乗り換えはメリットのある選択肢だといえるでしょう。
家族用と自分用の車を所有出来れば最高ですが、現実な中々難しいものです。
しかし、今は家族を満足させつつ自分も楽しめる車の選択肢は沢山ありますし、何より家庭持ちにとって出費の少ない車は『家庭に優しい』ですよね。
中古車も良い車が沢山出回っているので、ぜひこだわりの1台を探してみて下さい。